遥かな昔に思いを馳せる 七曲

2004年4月中旬散策


大船駅の北西に玉縄と言うところがあります。ここはかつて北条早雲が玉縄城を築いた場所です。玉縄城は関東一の要害として名高い城でしたが、現在その城址には女子高が建っており面影はまるでありません。ただ城への通路の七曲はかつてここに城があったことを偲ばせてくれる場所です。

七曲の入り口です。マンションと駐車場の間の細い小道で、知らなければこの道が玉縄城の遺構だとは気付きません。右手の山は保全緑地になっています。


細い小道を登っていきます。道の右側には細い水路があり水が流れていますが、生活廃水なので汚れた水です。
山には時折タイワンリスが顔を覗かせます。鎌倉旧市街のリスと違って人が近づくとサッと逃げていきます。

城があった頂上付近に近づくと、道が何度か急角度で曲がっています。これは城が敵に攻められたときに攻め難いようにわざと細く、曲がりくねった道にしたものです。
徒歩にしてわずか数分の道ですが、かつてこの地に城があった事を偲ばせる場所です。

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