エビネ(ラン科)
やや湿り気のある薄暗い林床に生える多年草。春に新葉と共に30cmほどの花茎を伸ばし、茶褐色の花を多数つけます。かつては里山に良く見られる代表的なランでしたが、昭和50年代に起きた熱狂的なエビネブームでそのほとんどが採り尽くされ、このような野生状態で見ることは稀になってしまいました。盗掘されること無く、この地で毎年花を咲かせてくれることを祈るのみです。
(2005 4/29 鎌倉市)

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